朝5時、世界が静かな時間に聴きたい音楽10選 【DJが選ぶ一日を整える邦楽・洋楽のHIPHOP・SOUL】

結論|朝5時の音楽は「気分を上げるため」じゃなくていい。

まだ街は眠っていて、
カーテン越しに少しずつ光が入ってくる時間。

この時間に必要なのは、
テンションを上げる音楽でも、
やる気を無理に引き出すプレイリスト
でもありません。

ただ、一日を“自分らしく始める音”。

HIPHOPやSOULには、
感情を前に押し出さず、
生活のリズムをそっと整えてくれる曲があります。

この記事では、
DJ歴18年の筆者が
実際に朝5時に流して
気持ちの良かった音楽だけを
基準に、「一日を整える音」を
紹介します。

年代も邦楽も洋楽も、
幅広く紹介していくよ!

目次

なぜ“朝5時”なの?

理由①:情報が一番少ない時間帯だから

朝起きてすぐ、
スマホを見てしまうと、
他人の情報で一日が始まります。

朝5時は、まだ世界が静かで、
自分の感情が一番フラットな時間

音楽の影響を一番まっすぐ受け取れる。
だから選曲次第で、
一日の気分も変わってきます。

理由②:朝の音楽はその日のQOLを決める

QOL(Quality of Life)とは
「生活の質」や「人生の質」を指す言葉で、
人が感じる満足度や幸福度を指す概念です。

朝に聴いた音楽の“温度”は、
そのまま一日の行動や思考に残ります。

早起きはしんどい事ですが、
そこに良い音楽があると、
早起きも悪くないと思えるはずです。

選曲の基準

  • 朝5時に実際に流してみる
  • 音数が少ない曲を選ぶ
  • 生活音と混ざっても成立する
  • 朝っぽい爽やかなグルーヴ

年代にはこだわっていません。
HIPHOP / R&B / NEO SOULの中で
「朝に合うかどうか」だけにフォーカスします。

それでは以下、本題です。

朝5時、世界が静かな時間に聴きたい音楽10選

1. Erykah Badu “Window Seat”

解説
JFKが暗殺された場所で、
Erykah Badu本人が全裸になっていく
衝撃的なMV
が当時話題となりました。

2010年リリースのアルバム
”New Amerykah Part Two”に収録。

DJとしての感想
個人的に朝と言えば、まずこの曲が思い浮かぶ。

歌詞の内容は、
”失恋して、隣には誰も座らないけど
窓際の席に座ってもいいですか?”
みたいな内容。

穏やかなメロディと、乾いたスネアが
朝日を連想させるような1曲です。

DJとしては、クラブで朝5時クローズのパーティで
本当に最後の最後辺りでかける曲。


2. Maroon 5 “Sunday Morning”

解説
2004年のアルバム”Songs About Jane”に収録。
忙しい日常の中で、ふとした瞬間に感じる幸せや
リラックスして過ごす事の大切さを歌った1曲。

日本ではトヨタのCMで起用された事で
大人気になりました。

DJとしての感想
Maroon 5自体はロックバンドだけど、
この曲はネオソウルに近いグルーヴを持ってる。
イントロもBPMも、HIPHOPライクだしね。

”日曜の朝、雨が降ってるから
君とゆっくり過ごしたいな”みたいな歌詞だけど、
日曜の朝じゃなくても聴きたくなる。

もちろんDJとしてもこの曲は大活躍で、
日中の屋外イベントや、
朝方のクラブで光る曲だった。


3. The Pharcyde ”She Said Jay-Dee Remix”

解説
伝説のビートメイクプロデューサーJ.Dillaの
初期名である”Jay-Dee”名義のRemix作品。

ゆったりしたビートの上を、
Pharcydeの愛あるRAPが浮遊する、
1995年リリースのHIPHOP CLASSIC。

DJとしての感想
オリジナルバージョンももちろんカッコイイけど
Jay-Dee Remixのほうがよりユルいので
今回はこちらを選曲。

Pharcydeは日本でいうところの
リップスライムみたいなユルさがあって、
どの曲も醸し出す雰囲気が気だるい。

Runnnin’やPassin’Me ByのRemixも秀逸だけど、
朝5時に聴きたいのはこっちかな。

Jay-Dee a.k.a J.Dillaの曲は年老いても聴ける
と思う。


4. Minnie Riperton “Here We Go”

解説
1980年リリース。
数々のHIPHOP、R&Bにサンプリングされる
ソウルの名曲です。

ミニー・リパートンと言えば、
Inside My Loveも有名ですが、
今回は朝っぽいこちらを選択しました。

DJとしての感想
Here We Goという言葉で、
朝家を出る気になれる曲。
(曲自体は夕方から夜の街に出発だ!って歌詞だけど)

この曲をサンプリングすれば何でもかっこよくなる魔法の曲。
Lord Finesse、AZ、Kendrick Lamar、Nonchalantなど例を挙げれば切りがないけど、
とにかく緩くVibesを上げてくれる1曲。


5. Janet Jackson “Got’Til It’s Gone Mellow mix”

解説
1997年のアルバム”The Velvet Rope”に収録。

故マイケルジャクソンの実の妹、ジャネットジャクソンは90年代のR&Bを語る上で外すことのできないアーティストです。

DJとしての感想
一般的にはATCQのQ-Tipとのヴァージョンが
注目されると思うけど、アナログレコードのみに
収録されているMellow Mixが神曲。

朝日や、何かの始まりを感じさせるようなイントロ、中盤からの変調によりさらにMellowになっていく展開。
溶けます。90’s Mellow R&Bの最高峰です。


6. 韻シスト feat,鎮座Dopeness&チプルソ “HOT COFFEE”

解説
2020年リリースの、日本語RAPの新たな形。
それぞれのラッパーがコーヒーを飲みたくなる
シチュエーションについてラップしています。

朝からこんな曲を聴くと、
その日はずっと人に優しくいられると思います。

DJとしての感想
はっきり言いますが、
この曲以上にモーニングコーヒーが合う曲は
地球上に存在しません。(断言)


中でもチプルソのVerseが
神掛かってるんだよなぁ。

「中毒性は少ないっていうけど君に夢中」
「まるで陽だまり飲み込んだみたい」
「冷たい社会で心が冷えたら いい景色とか見てそれを飲む」

パンチライン多すぎ。
あー、コーヒー飲みたくなってきた。


7. MALIYA feat, Ryofu “Breakfast In Bed”

解説
STUTSプロデュースの、2018年リリース曲。
冒頭の歌詞から朝を感じる、さわやかなグルーヴと風が吹き抜けるようなSTUTSのトラックが
絶妙にマッチする良曲です。

DJとしての感想
タイトルがまずオシャレだし、CHILLいよね。
歌詞にあるように、
朝から”ご機嫌なメロディ”が聴きたくなる。

ここ数年の日本の若いアーティストのセンスは
すごい。海外にだって全然負けてない。

数十年後、彼らが残したこういう曲がClassicだと言われて再評価される日が来るでしょう。

DJとしては、若い子が多いデイイベントでたまに
Playする感じかな。
とにかくSTUTSのトラックは分かりやすいから
MIXしやすくて重宝してます。


8. D’Angelo ”Everybody Loves The Sunshine”

解説
Roy Ayersの同名曲をカバーした、天才シンガーソングライター、ディアンジェロの1曲。

惜しくも2025年10月に病気で亡くなってしまった彼ですが世に残した名曲達は永遠に生き続けるでしょう。

DJとしての感想
Roy Ayersの同名曲は、
世界中で愛される名曲です。

当然、数えきれないほどのアーティストが
カバーしていますが、最も深夜5時感のあるD’Angeloを選曲。

Brown Sugarなど、甘い曲が彼の持ち味ですが
このカバーも例にもれず激甘。
音数も少ないし、まだ薄暗い時間帯に合う曲だと思います。

Rest In Peace.


9. Crown City Rockers ”Weekend Soul DJ Mitsu The Beats Remix”

解説
西海岸の5人組HIPHOPバンドが
2010年にリリースした週末の自由を感じさせる
爽やかな1曲。

早朝から、
テンションを上げていきたい方へおすすめ。
適度な温度感で心を温めてくれるはずです。

DJとしての感想
Mitsu the BeatsさんのRemixワークは
本当に天才的ですね。大好きな1曲です。

イントロが長く、BPMは100なので
DJとしては、とってもMIXがしやすくて重宝した。
90’s Hiphopのパーティチューンが同じBPM帯の
物が多く、相性が良い。

早朝のランニングには最適だと思う。
段々テンションを上げてくれる、透き通った1曲ですね。


10. Q-Tip feat, Norah Jones ”Life Is Better”

解説
A Tribe Called QuestのQ-Tipが2008年に
リリースした”The Renaissance”に収録。

素晴らしいアルバムの中でも、特に朝っぽい
のがこのLife Is Better(人生は素晴らしい)。

DJとしての感想
Q-Tipのアンニュイなラップと、
ジャズシンガーNorah Jonesの透き通った歌声が
ありそうで無かった最高の組み合わせ。

Hiphopを聴き続ける日々がBetterで、
もっと人生は良くなっていくよ!っていう
前向きなメッセージが込められている。

そしてQ-Tipが歴代活躍したアーティストの名前を
列挙しながらラップする流れ。
とても愛を感じる一曲です。

陽の光を浴びたくなるね。
一日の始まりに聴くには最高だと思う。


この音楽達を聴くときのオススメ環境

  • 照明:カーテン越しの自然光のみ
  • 音量:環境音より少し大きいくらい
  • 飲み物:白湯 or ホットコーヒー
  • 暖かい季節なら窓を少し開けて

ここまで整った環境で朝を迎えられたら、
きっと自己肯定感も爆上がりだと思う。

そうすれば、憂鬱な仕事に向かう気持ちも
いつもと違ったものになるかも。

まとめ

朝5時に、
気持ちよく音楽を流せた日は、
不思議と夜も落ち着いてます。

いつもと同じ日常なのに、
どこか特別な気分。
そういう一日を創るのは自分自身。

でも、一日を良くしようとしなくていい。
崩さなければ、それで十分。

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この記事は、
DJ歴18年の筆者が、実際生活の生活やDJキャリアの中で流してきた音楽体験をもとに書いています。
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