②AIを活用した記事の構成案の作成方法とは?

本記事は、記者自身が学び、実際に行っている手順と方法を記録したものです。
学んだ事は、自分だけのメモとして保存するだけでは勿体無い。

中身を誰かにアウトプットし、自分の言葉で言語化し、説明できてこそ「本当の理解」となります。
本記事は、自分自身のアウトプットと、学びを誰かに共有するためのものです。

目次

1.ライティング業務時にやるべき事と、その順序とは?

ライティング時における大筋と流れは、

⓪メインKW選定(HUMAN)
①リサーチ=情報収集・ターゲット理解(AI補助あり)
②構成案作成=記事の構造と流れ(AI補助あり)
③執筆=構成案に基づいて作成(AI補助あり)
④推敲=読みやすさ・言葉使い・チェック(HUMAN)

となります。
AIにすべてを任せても、価値のある記事は完成しません。
全てのSTEPで人間による創造や判断、修正が必要となり、AIはそれを補助しているだけに過ぎません。

本記事では、②構成案作成=記事の構造と流れ(AI補助あり)に特化した内容をまとめます。
(この記事には筆者本人の学びの為、AIを一切介入させていません)

構成案とは、記事全体の流れ(構成)を作ること。
構成とは、本でいうところの「もくじ」に当たる部分で、読者を途中で離脱させない為や、求められている情報を分かりやすく伝える為に必ず考えなければならないものです。

記事のクオリティの70~80%は構成案で決まる為、ライティングをする上で非常に重要な要素となります。

2.良い構成案とその条件とは?

①読者のニーズを満たしている事

読者には「顕在ニーズ」と「潜在ニーズ」があります。

・顕在ニーズ…メインKW+サジェストKW
・潜在ニーズ…KW検索した時の「関連する質問」「他の人はこちらも検索」

この両方に、分かりやすく簡潔に応える事が最重要課題です。
顕在化されているニーズに応える情報を網羅し、更に潜在的なニーズにも応える事によって、記事の信頼性はあがり、Google検索にも評価されやすくなります。

そして、この課題をクリアする為には、事前のリサーチ作業が欠かせません。

②独自性(オリジナリティ)がある事

差別化要素…オリジナリティ(EEAT)…これを加えてオリジナルな記事を書かなければ、他の記事のモノマネになり、記事の存在価値はありません。当然、Google検索にも評価されにくくなります。

E-E-A-Tの4つの要素とは?

  • Experience(経験): 自分がその内容に関して、実際に体験した、もしくは独自の視点を持っているか。
  • Expertise(専門性): 自分がその分野において、高い知識や実務スキルを持っているか。
  • Authoritativeness(権威性): 自分がその分野で認められた実績があるかどうか。
  • Trustworthiness(信頼性): 内容の安全性と信頼性。間違った情報がない事。これが最も重要。 

Googleは、ユーザーが信頼できる情報に辿り着けるように、検索アルゴリズムにEEATの要素を採用しています。
つまり、記事を評価してもらうには、実体験に基づく一次情報の発信、専門的な著者の明記などが不可欠。

しかし、熱が入りすぎて「読者が求めていない情報」まで書いてしまうのは、SEOライティングでは避けたい。
無理やり自分の知識を詰め込んで、検索意図から脱線しない事も大切です。

3.実際の構成案作成の流れとは?

構成案を作るためには、まずはリサーチから

詳しくはWebライティングにおけるAIリサーチの重要性と目的・手順まとめにまとめた通り。

①KW検索した時の上位5位ぐらいまでの記事をチェックする
・競合サイトの「見出し」を確認…どんな見出し文で構成されているか?
・共通する項目を洗い出す…複数の記事で、共通して取り上げられている項目は何か?
・差別化できるポイントや、上位記事に足りない情報はないか?

②サジェストKW・関連KWにフォーカスする
・サジェストKW(顕在ニーズ)に応える要素を網羅する
・関連KW「関連する質問」「他の人はこちらも検索」=(潜在ニーズ)も1つの記事の中でカバーする
上位記事にこのニーズに応えきれていないものがあればチャンス!

リサーチ結果を元に、記事の流れ(ストーリー)を決める

・読みやすい順番を考え、ストーリー性を持たせる事。
「導入→問題提起→解決策の提案→まとめ」が一番ポピュラーで分かりやすい。(人間の思考プロセスと一致)

なぜ導入が必要なの?

人は最初の3〜5秒で読むかどうかを決めるから。
読者には、すでに悩みがあり、他の記事も見ています。

導入部分で、「これは自分の話だ!」と思わせなければならないし、続きを読む理由を作らなければ途中で離脱されてしまう。先に記事のゴールを導入部分で提示しておく事も、途中離脱の防止になるため有効。

導入でやるべきことは、

★読者の状況を代わりに言語化してあげる
★読者の気持ちに寄り添い、分かってる感を出す
★読む価値を提示する

この3つです。

なぜ問題提起が必要なの?

人は“解決策”より先に“問題の明確化”に反応するから。
結論から語ることは大切ですが、一方で読者の頭の中はこんな感じ。

そもそも、何が問題なの?よくわかんねぇ。

問題提起の役割は:

  • 読者がぼんやり感じている不安を明確に言語化する
  • 読者の課題を整理し、まとめる
  • 「このまま問題を放置すると、どうなるか?」を見せる

問題提起されると、人間は行動しようと思う生き物です。
なぜなら、人間は快楽を得るより損失を回避したいから。
(行動経済学の“損失回避バイアス”より抜粋)

なぜ「解決策」が後に来るの?

いきなり解決策を出しても、文脈がないため読者に理解してもらう事が難しい。
つまり、本当の意味で、読者の疑問や悩みを解決できない。

問題を整理し、理解した後に出る解決策は、「救い」になる。

これは映画や漫画と同じです。

1.主人公が追いつめられる
2.なんでこうなったか!?どうする!?
3.真相が分かり、更に危機が迫る
4.救世主登場!

だから映画や漫画はおもしろい。ストーリー性が大事。

なぜいつも「まとめ」で締めるの?

読者は、読んだ内容を全て記憶できている訳ではありません。
読んだ端から内容を忘れていく。俺自身もそう。
文章が長ければ長いほどそうなります。

だから最後にやることは

  • 内容の整理
  • やるべき行動の再提示
  • 読後の印象コントロール

まとめが弱いと、「で、結局どうすればいいの?何が言いたいん?」で終わります。
読者の“次の一歩”を決め、背中を後押しする為にも、最後のまとめは重要です。

AIに記事の構成作成プロンプトを投げる

自力で構成案を考えられるようになる事はとても大切です。
なぜなら、ロジックを理解していないままAIに記事構成を作らせても、再現性がないから。
記事の内容やクライアントが変わると、対応できなくなって詰む。
なので、自分で理解できた上でAIを使いこなさなければなりません。

筆者が使っている記事構成作成プロンプトは、7段階に分かれた対話形式の構成です。

”各ステップは順次実行し、回答があるまでは次のステップに進まない事”
を前提条件としたプロンプトを作成し、以下の流れでプロンプトを作る。

①メインKWを確認させ、自分が決めたメインKWを入力する
②サジェストKWを確認させ、リサーチしたサジェストKWを入力する
③読者の顕在ニーズ、潜在ニーズを分析させ、確認する
④競合する上位記事の目次(見出し)をコピペし、KWとの一致やニーズへのアプローチを検証させる
⑤記事の目的と型の選定(行動誘発型、情報提供型、並列紹介型)を提示させる
⑥記事構成案の作成(仮)→内容を確認し、最終チェックへ
⑦レギュレーションチェック&最終調整→完成


プロンプトを使いこなせば、とてつもないクオリティの構成案が完成する。
そのためには、プロンプトを研究し、研鑽していく必要がある。

4.構成案が完成して、初めて執筆に取り掛かる


執筆とは、作った構成(骨組み)に肉付けしていく作業の事。
ここからは筆者自身のためのメモなので、箇条書きします。

・最も重要なのは、読者ニーズにわかりやすくシンプルに答えること
・見出しH2,H3に落とし込む。(H4まで深堀すると読者が迷子になる)
・サジェストKW・関連KWを文章の中に自然に溶け込ませる
・オリジナル要素(独自性)を追加検討。
・誰でもわかる表現や言葉使いをする
・結論から書く(PREP法)
・1文を60字以内の短い文にする(読みやすさ)
・並列要素が4つ以上あるなら、箇条書きを活用して視認性を良くする

<AIで生成した記事に対しては修正・調整が必要>
・情報の正確性を確認(ファクトチェック)
・読みやすくリライトする
・独自の視点や体験談、考え方を加える

AIが作った文章をコピペしてUPしてもgoogleには評価されません。

<最終見直し>
コピーコンテンツ防止
検索上位内容の網羅性がクリアできているか
サジェスト・関連KWが組み込まれているか(読者離脱防止)

まとめ

  • 記事のクオリティの70~80%は構成案で決まる
  • よい構成案とは、読者のニーズを満たし、独自性のあるもの
  • 構成案の作成順序は、①リサーチ、②導入→問題提起→解決策の提案→まとめの流れ、③理解した上でAIにプロンプトを投げる
  • 執筆はこれら全てが終わった後の肉付け作業

<執筆時>
AIに任せること: 文章のリズムを整える、くどい表現を直す、客観的な視点で「読みやすさ」をチェックしてもらう。
自力でやること: そのオリジナリティが「読者の悩み解決」に役立っているかの判断(検索意図とのズレがないか)。

AIは「整える」のは得意ですが、「体験談の価値」を判断するのは苦手です。
まずは自分で書いてみて、AIに「客観的に読みやすくして」と頼むのが執筆時の一番安全な手順です。

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